療育は一つの社会経験

開いていただきありがとうございます。


発達障害の子供を持つと…まぁそうでない子供でも子育ては悩ましいことはたくさんありますがその一つが

習い事…

プールに通わせれば


“輪の中にちゃんといるかな?”

"先生の指示わかってるんかな?"

“他のお友達に迷惑かけてないやろか”

など・・・ 

我が子場合

"脱走”も一つの懸念事項でした。


根本的な性格は変わらないものの(これはどんな人間でも言える事ですが)

発達障害児でも成長はあります。


うちの次男は、ゆっくりだけど、支離滅裂だけれど、理路整然としてなさすぎるけれど・・・笑

思いを伝えようとするようになりました。

(以前までは、 わからない、いやだ、知らないといって泣き叫んで終了。。。)

そんな息子が成長できたのは「療育の場」でした。


療育を受けるためには、受給者証(お医者さんや、発達支援センターの判断)が必要でその手続きする書類に障害児というワードを何度も目にします。


ん?我が子が障害児?  


このワードに結構ひっかかる親御さんが多いと聞きました。


確かに、ただ成長が遅く後々問題なく社会に馴染んでいけばOKですが、その判断が子供の頃は非常に難しく何を基準でその判断を下すべきか悩むんですよね…


支援センターの方も、児童心理の方も、言語聴覚士の方も・・・お医者さんでないだけで、ハッキリ言ってくれない事で悶々と悩んだもんです。と、同時に、周りからは「普通やん!」「大丈夫やって」との励ましにまた複雑になり悩むわけです。

我が家の場合とりあえず霧の中を歩いていた中 息子に一つの「社会」を経験させたい思いで受給者証をとり療育に通わせています。


現在療育歴3年目


息子の成長はすごい。

何がどうというのはなかなか表現するのは難しいですが、息子と“コミュニケーション”が成り立つようになりました。


以前は、自閉的な息子の世界は中からロックがかかっているというよりは、外から金庫の鍵がついているようで、開けるためにずっとダイヤルを回している状態。

息子とは目も合わないし、言葉もわからないから、何をどうしてよいのかお互いがわからない日々。


でも、療育に通う事で、そのダイヤルをプロの方が合わせてくれて…

去年あたりから、少しずつ、そーっと入っていけました。息子の世界に入ってけている私がいます。


息子の世界に入って、同じ空間にいても息子側と私側には大きな川がながれていて、なかなか渡る事はできません。

それでも、様子はみれるしアドバイスや質問は届く距離にはいるので、会話のキャッチボールは仕掛けられるわけです。


今日は、普段マンツーマンで行っている療育先が、クリスマスイベントと題して

3人でグループワークを経験しよう!(ゲームなどを一緒に楽しむ)的な、取り組みをしてくださいました。


マンツーに慣れている息子は、固まって教室に入れず

他のお友達は「僕のお部屋に入らないで!」と叫ぶ

もう一人のお友達は 泣きながらママと教室に入る。


と、スムーズにはいかなかったものの子供の人数だけの先生が付いてくださったことで、

最終的に子供達は安心して楽しんでいました。

ありがたい💛

どんな子供でも受け入れてくれる場所なのだな。と預けている親も安心です。


習い事に思う「〇〇したらどうしよう・・・」を、一切気にしないで良いわけです。


最後は、お菓子をおもちゃのお金で1人200円まで購入ができるというお買い物体験で終了。

普段は生活のなかで学ぶ“社会”を療育を通して学べる事は幸せです。


これからの世の中、どのようになっていくのだろう。

でも、生きている以上“社会”は存在し、その一員として息子の自立を願う親として、

療育は今の我が家には必須の 「社会」だと改めて思っています。



Yuka Teacher's

ネタにつきない子育てと英語教育と英語講師のブログ

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